感想：ファンタジーの世界観とエロスが見事に融合した作品
「一夜（ひとよ）が森で花や実の採取をしているところをゴブリンたちに取り囲まれ襲われてしまう。隙をついて逃げようとするが、人間の雌を好んで襲うゴブリンは容赦なく…」という興奮度MAXのストーリー展開から始まります。この作品はC97新刊オリジナル本で、サークル『仔馬牧場』の作品です。
まず目を引くのはぼに〜氏による独特な絵柄です。彼の描くキャラクターは魅力的で、特に巨乳美女たちが目立ちます。彼の絵が良い意味でエロティックな雰囲気を醸し出しており、読者を惹きつけます。
また、この作品はライト目の異種姦モノとして位置づけられます。ゴブリンたちによる一夜の異種姦プレイが展開されるのですが、快楽堕ちや苗床エンドは避けられています。作者がシリーズを続けるために意図的にこのような結末を選んだのでしょう。そのため、異種姦が苦手な方でも気軽に楽しむことができるでしょう。
この作品のエロシーンは様々な要素が組み合わさっており、屋外でのプレイや中出し、おっぱいフェチの要素などが楽しめます。特にゴブリンたちとの戦いの中で一夜が忍びながらも快感に酔いしれる様子は興奮度が高く、読んでいるだけでドキドキ感が伝わってきます。
完全なるエロマンガとしての魅力に加え、ファンタジーの世界観も存分に楽しめます。森の描写やゴブリンたちの生態など、細部まで丁寧に作り込まれています。この作品を読むとまるでファンタジーの世界に迷い込んだかのような気分になれます。
コミケ97（2019冬）でのリリースということで、大人向けの男性読者を意識した作品です。異種姦や中出しといった要素に加え、巨乳美女たちも魅力的に描かれています。もちろん、エロシーンが盛りだくさんなので、エロスを堪能したい方にはぴったりの作品です。
