悲壮感溢れるオタク夫婦と隣の幸せ新妻
大森さやかは、将来有望な旦那と幸せな新婚生活を送ることを夢見ていました。彼女とは対照的に、同じマンションに住む二人のオタクカップルは悲壮感に満ちているようでした。二人は同人作家であり、自分たちの作品でネタにしている二次元キャラにそっくりな彼女に興味を持っていました。
一方、世間知らずなさやかは、ご近所付き合いのつもりで無防備にも二人に近づいてしまいます。そして旦那の留守中に、彼らとの強引な逢瀬が繰り返されていくのです。猫耳メイド、学園制服、巫女服、サキュバスなど、過激なコスプレで彼女は調教されていきます。さらに、エロ同人の制作を手伝わされていく彼女は、即売会では輪姦されることもあり、時には自ら求めるようになります。
結果的に旦那が見たものは、最も嫌いで軽蔑していたオタクたちと愛する妻との禁断の関係でした。
感想
この作品は、音声付きのデジタルノベルで、人妻・主婦、コスプレ、寝取られ要素が含まれています。
個人的には、エロシーンの中でも特に興奮したのは、彼女が各種コスプレで調教されていくシーンでした。特に猫耳メイドのコスプレがとても魅力的でした。その姿に旦那が思わず興奮し、彼女との関係が変化していく描写が見事に描かれていました。
作品全体としては、悲壮感漂うオタクカップルと隣に住む幸せな新妻の対比が非常に興味深かったです。さやかの無防備さは、彼女がオタクたちの調教に巻き込まれていく道筋を作り出しました。また、彼女自身も最初は違和感を覚えながらも、次第に快感を覚えていく心の葛藤や変化も描かれていて、物語に臨場感を持たせていました。
全体的に、エロシーンの描写が緻密で、思わず興奮してしまうようなエロティシズムがありました。また、ストーリーも意外性があり、読み進めるうちにどうなってしまうのかという興味が湧いてきました。相沢琉羽さんのシナリオ監修も秀逸で、作品の世界観をしっかりと構築していました。